こんばんは。ピーチクラフト 阿部です。 

今日は、補助金の解説をしたいと思います。 

小規模事業者でも使える補助金として登場した小規模事業者持続化補助金ですが、当たり前ですが採択と不採択の結果になっています。では、何が違うのかを事例で解説してみます。

この補助金は、前年度補正予算での募集と当年度予算での募集の2回だと思っていたのですが、追加募集を加えて3回となっています。

過去の公募締め切り
第1次受付締切:平成27年3月27日
第2次受付締切:平成27年5月27日
追加募集締め切り:平成27年7月31日

この補助金は今後の公募される可能性が高いので注目しておいた方が良いです。

この直近の公募内容を見てみましょう。
■販路開拓であれば取り組み内容を問わないもので、補助上限額は50万円です。

■雇用の増加や従業員の処遇改善に関する取り組みと、移動販売などによる買い物弱者対策への取り組みです。こちらはより困難な取り組みを支援するために、補助上限額が100万円に引き上がりました。

■複数の事業者が連携して販路開拓に取り組む共同事業に対して、上限額500万円を補助するものです。共同事業への参加者が1事業者増えるに従って補助上限額が50万円(又は100万円)増えます。しかしながら、10事業者を超えて連携した場合にも、上限額は500万円となります。

単独で申請する場合は、補助限度額が50万円となっていますが、2/3助成ですので75万円の経費支出を行った場合に50万円まで補助されます。同様に、100万円の補助の場合は150万円の2/3助成となります。

この補助金の特徴は販路開拓であれば、取り組み内容を問わないとなっています。

私が知っている事例を御紹介しましょう。

・新しい商品を販売するのに、チラシの作製を行なって配布したい。
・新商品のホームページを作りたい。
・新しいパッケージのデザインを外注したい。
・トイレを和式から様式に変えたい。

項目が多岐に渡っているのがおわかりでしょうか。要は、自社の商品やサービスの販売を拡大する取り組みを支援しますと理解して頂いたらいいでしょうか。

では、申請した全員が採択されるのかと言うと、やはり優れた内容が選ばれています。私も多くの申請書を拝見していますが、優れた内容はここがきちんと出来ています。

まずは、事例を御紹介しましょう。
悪い例:チラシを作って配布します。
良い例:この新商品を高齢者の方に知ってもらう為に、デザインと印刷を外注します。

誰が何を誰にが明確になっています。

また、別の事例を御紹介しましょう。
悪い例:新しいランチを高齢者に販売するので、商品紹介にチラシを配布します。
良い例:高齢者にも食べやすい様に材料に配慮した新しいランチを始める。その為にチラシを配布するので、デザインと印刷を外注します。

この悪い例は、どこにでもある様な文章になっていますが、伝わりにくいと言えます。

まずは、申請書の中で誰に、何を、どの様にをきちんと書ける様にしないといけないと思います。

ちなみに、全ての申請者の方が採択はされません。巷ではいろんな採択率が言われていますが、私の勘所では35%程度ではないかと思います。これは、申請しても6割は不採択となる計算です。

ちなみに、販路拡大に助成金を出すからには、収益の向上が見込める計画となっているかいないかも大きなポイントと言えます。

補助金を全体像から捉える

助成金は、採択された方を通じて、外注費や宣伝費として他社に波及していきます。特に採択された方は、御自身の事業にとってプラスの効果を生む、つまり収益の向上を実現できる取り組みであって欲しいのではないでしょうか。もしも、私が補助金を提供する側となれば、大きな効果を生む取り組みを採択したいと思います。

今回は、小規模事業者持続化補助金を例にして解説してみました。もしも、疑問点などがあったら、お問い合わせ願います。

あなたの事業の進展を心から願っております。では。