こんにちは。ピーチクラフト阿部和也です。

先日から、ものづくり・商業・サービス補助金の公募が始まりました。

情報をキャッチいたしましたので、シェアさせて頂きます。

以前から、名前は違っていますが存在した補助金ですが、この補助金はアメノミクス政策の中でスポットライトが当たっている感じです。

過去4年間で、採択された企業数が3,800社となっています。年間に換算すると950社/年となります。

ちなみに、採択率を勘案してみると約40%です。ですので、かなりの難関だと予想できます。

加えて、今年は1回の公募しかされませんのでご注意ください。したがって、4月13日の締め切りには必ず間に合わせてください。

そして、事業期間が6月から12月と非常にタイトです。ですので、本当に実行できる事業計画であるのかどうなのかをきちんと精査する必要があります。

特に、この補助金は設備投資を伴いますので、工場への機械の搬入や試運転などの計画も必要です。

申請書には、搬入、据え付け、試運転と書かれるだけですが、その実現可能性を入念に確認しておくことをお勧めいたします。

 

チームワーク

たまに見掛けるのが、装置の搬入で壁を取り払ったとか、休業日だけでは対応できなかったとか。これは、本業にも影響しかねませんので注意してください。

私が調べた中で、これは補助金の対象になると感じた事例をご紹介しましょう。

あるファミリーレストランのチェーン店が、新たなメニューを開発しようとしていました。

そのメニューは、ハンバーグ。子供も大人も楽しめる様なハンバーグを作りたい。

この店のメニューとしては、ハンバーグも好調な売れ行きで、そのバリエーション豊富です。

そこで、メニュー開発担当が考えたのが”ナイフで切ると中から、とろりととろけたチーズが出てくる”ハンバーグでした。

商品開発として、中に何かを入れるのは良く聞くお話です。

例としては、ショウロンポウに冷凍したスープを具と一緒に包むなどがあります。蒸し器の中で、あつあつのスープになりますよね。

しかし、製造工程を増やしてしまうと、コストが高くなるのは当たり前です。

どうにかして、ハンバーグの中に簡単にチーズを入れられないか? そして、生産ラインを省力化できないだろうか?

この商品開発担当は、考えて考えて・・・ある機械に目を付けます。

和菓子の製造などで使う、包餡機であんこの代わりにチーズを入れて、外側をハンバーグのネタで包めないだろうか?

苦労の末に、実際の試作機が完成し、商品としてお店に出せる様になって、売れ行きも好調な様です。

この事例のポイントを上げてみました。

・他業界で使われている機械に目を付けた。
 (発想の転換で、専用機の開発ではなく改良なので安価に実現が可能)
・いつも生産している商品(ハンバーグ)の商品改良を基本としていて一発狙いではない。
・生産時間や生産コストを削減している。
・他社には無い製品になっている。
・既存顧客にも販売できる商品である。
・新商品なので、集客効果もある。

お判りいただけましたでしょうか。この商品開発の後ろには、これだけの良いポイントが隠れています。

もしも、ものづくり・商業・サービス補助金の計画は、第3者から見ても良いポイントが客観的に見えないといけません。

同時に、消費者から見ても喜べる商品やサービスの提供であることが必要です。

ともすれば、計画を立てる側だけの目線で商品やサービスのPRになっていないか、十分なチェックが必要です。

私のオフィスには、多くのご相談を頂きます。

ご相談のお話を聞くときに、私達が何をチェックしているかもご紹介しておきましょう。

・実現可能性。

ご相談内容が夢物語になっている場合がたまにあります。たら、れば。のお話では事業は進みません。

・今の事業とかけ離れていないか。

 できるだけ、既存事業との相乗効果が期待できる商品開発が望ましいです。
 既存の商品販売ルートに乗せられるなら、新製品としても大きく期待が持てます。

・事業資金の調達は現実的か

 これは、何度も言っていますが、補助金は経費先払いの後からの支給になります。
 従って、事業を遂行できるだけの資金力が必要です。ですので、十分な現預貯金や資金調達が必要になります。同時に、既存事業でも十分な利益体質であり、借入を返済できるかどうかも問われます。

 

ものづくり・商業・サービス補助金は、新たな事業を始めるぐらいの気持ちでないといけないと言うことです。

これは、中小企業新事業活動促進法に基づく経営革新計画として認められるぐらいでないといけないと言うことです。

経営革新の認証取得は、ものづくり・商業・サービス補助金での加点ポイントにもなっています。

とてもタイトなスケジュールだけど、チャレンジしたい! 今年は難しいかも知れないが、来年は挑戦したいから計画を立ててみたい!

私達は、多くの分野での挑戦をご支援させて頂いております。ご相談はお気軽にどうぞ。自分の中にある情熱を形にするのをお手伝いさせて頂いております。

皆様の事業の進展を心から願っております。今日はこのへんで。では。

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